阪神・能見、無念の降板…6回0/3を3失点

 「阪神-巨人」(9日、甲子園球場)

 阪神先発の能見篤史投手が無念の降板だ。

 1点リードで迎えた七回だった。先頭で迎えた立岡に右前打を許すと、続く坂本の場面でボークを取られ無死二塁に。さらに、坂本に二塁への内野安打を打たれ無死一、三塁のピンチを招くと打席に4番・阿部を迎えた。 阿部に対して2ボール2ストライクから投じた低めのボールを右手一本で拾われる。舞い上がった打球は右前でポトリと落ちる同点適時打。ここで交代が告げられた左腕。3回までは1度の出塁も許さない完璧な内容だったが、6回0/3を4安打3失点でマウンドを降りた。

 さらに、2番手の桑原も巨人打線につかまった。この回2死一、二塁から代打・亀井に右翼への2点勝ち越し打を浴びた。

 ただ、打線が直後の七回の攻撃に反撃。北條がこの日2本目となる2号2ランを左翼席へ放ち同点に追いついた。

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