阪神ドラ1・大山、雨で幻“プロ初本塁打” 2軍・広島戦

3回、ソロを放ち、ダイヤモンドを回りながら笑顔がこぼれる阪神・大山悠輔=由宇球場(撮影・北村雅宏)
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 「ウエスタン、広島-阪神」(2日、由宇球場)

 「3番・DH」で出場しているドラフト1位・大山(白鴎大)が“プロ初本塁打”を放ったが、四回表の最中に雨のため試合が中止となり、本塁打の記録は幻となった。

 三回2死走者なしで迎えた第2打席。カウント2-1から左腕・塹江の外角寄りの直球をフルスイングした。打球は左中間ど真ん中へ一直線。そのままフェンスを越え、芝生が広がる観客席へ着弾した。

 沖縄・宜野座で行われた春季キャンプから3月中旬のオープン戦まで1軍に帯同していた大山。しかし金本監督の「体を大きく、強くしてほしい」という意向で3月17日のウエスタン・リーグ開幕戦から2軍で出場を続けていた。記録に残る本塁打は、後日に挑むことになる。

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