ドラ1・大山、侍撃ち二塁打 金本監督「いい誤算」

 「WBC強化試合、阪神4-2日本」(3日、京セラドーム大阪)

 思い切り振りにいった。二回無死一塁。阪神のドラフト1位・大山悠輔内野手(22)=白鴎大=が侍ジャパンの先発・武田の142キロ直球を積極的にスイング。打球は三塁線を鮮やかに破り、追加点を呼び込む“プロ入り初”の二塁打となった。

 「初球から振りにいく準備をネクストからしています。どんどん打っていこうと思っていました」

 昨季の14勝右腕から放った4試合連続となるヒットに意味がある。その後の増井と秋吉に喫した三振は、今後の糧にしていけばいい。独特の雰囲気の中でプレーできたことが何よりの財産だ。

 「一番は打席に入ってボールを見られたことが収穫だと思います。もっと、もっとレベルアップしていきたいです。一球、一球を大事にしていきます」

 三塁の守備では、安定感抜群のフィールディングと送球で投手をもり立てた。金本監督も、八回に適時二塁打を放った糸原を含め「いいところで点につながる活躍をしてくれて、いい誤算と言えば、いい誤算」と評価。次戦につながる貴重な経験を積んだ。

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