キャンベルは“シーツ似”右に左に広角打法だ!フリーお披露目65スイング

 阪神の新外国人選手のエリック・キャンベル内野手(29)=前メッツ=が30日、甲子園の室内で自主トレを行った。報道陣に初公開となったバッティングでは、フリー打撃で65スイングし、鋭い打球を連発。広角に打ち分けられる打撃を、打撃投手も絶賛した。メジャーより早く始まる日本のキャンプへの「早仕上げ」にも不安はなく、万全の状態で沖縄に乗り込んでいく。

 右へ、左へ、鋭い打球が室内練習場の防球ネットに突き刺さる。時折、打ち損じに苦笑いを浮かべることはあったが、状態は上向きだ。「体はだいぶ動けていると思います」。キャンベルが上々の手応えを口にした。

 「体もだいぶこっちの方に慣れてきた感じで、快適になってきてますけど、キャンプが始まる前にこっちのスタイルに合わせていければなという感じで、この何日かは動いていますけど」

 26日の夜に来日して、27日に入団会見。そして翌28日から3日連続となる打撃練習を敢行した。勤勉な性格と、阪神での成功にかける意欲の表れであり、その注目のバッティングがこの日、報道陣に初お披露目となった。

 軽いランニングからティー打撃を行うと、フリー打撃では右の中井打撃投手から36スイング、左の嘉勢打撃投手から29スイングと計65スイング。左足を上げることなくノーステップのような形から、大振りせず、的確に芯で捉えるようにバットを振り抜いた。

 その左足の使い方は、阪神では05年のリーグ優勝に貢献したシーツ(現国際スカウト)に似た形。キャンベルは「(打撃の形は)対戦相手とか状況に応じて多少は変わるかもしれないけど、基本的にはあのスタイルでずっと」と話す。広角に打ち分けられる打撃が武器で、投げ込んだ嘉勢打撃投手も絶賛の内容だった。

 「外に逃げるボールもあっち(右方向)に打っていた。大崩れしなさそう。インサイドのボールも(バットが)体に巻き付くような感じで打つ。性格もまじめ」と称えた。キャンベル自身も「基本的にはボールのコースに合わせて逆らわずに打つというのを心掛けてます」と話すように、日本で成功する可能性は十分に秘めている。

 2月中旬に始まるメジャーのキャンプよりも早いスタートとなるが「自分はいつも(キャンプ始動日より)早めに行って体を動かしているので、自分としてはそんなに早いというより普段通りの感じですね」と不安はない。あとは金本監督の前でアピールしていくだけだ。

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