阪神元監督の吉田氏、正捕手に「原口を生かしてほしい」 天地会で言及
吉田義男監督時代に85年の日本一と、87年の最下位を経験した阪神の首脳陣、選手、球団関係者が集まる「天地会」の新年会が15日、有馬温泉の「旅篭(はたご)」で開かれた。デイリースポーツ評論家・岡田彰布氏、阪神・和田豊SAらが出席した。
吉田氏は、し烈な競争が予想されている正捕手争いに「早く決めないといけないんちゃいますか。原口や梅野らの競争になると思いますけど、原口を生かしてほしいですね」と打率・299、11本、46打点で昨季ブレークした虎のシンデレラボーイに期待を寄せていた。
FA加入した糸井についても言及し、「彼(糸井)と福留がポジション定着しているんとちゃいますか」と、不動のレギュラーとしての活躍に太鼓判を押した。
また、チームが勝つためには「1人じゃなくて、生え抜きも外国人も一つになっていかないと」と、一丸となってペナントレースを戦う必要性を説いた。