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虎ドラフト“2カ年計画” 来秋候補の高校1年生「100回大会世代」に逸材ズラリ

 プロ注目の早実・野村
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 阪神が“2カ年計画”で今年と来年のドラフト戦略を進めていくことが5日、分かった。今秋のドラフトにも逸材はそろうが、18年度ドラフトの対象となる現高校1年生には、ドラフト1位級の有望選手がズラリ。本年度の対象選手と同時進行で下級生の調査を進め、チームの補強ポイントや年齢構成を考えながら戦略を練っていく。

 かつて松坂世代と称されたように-。高校野球関係者の間で「100回大会世代」と呼ばれる黄金世代がある。18年の夏に、高校野球の100回大会を迎える際に最上級生となる現1年生。阪神のアマスカウト部門は今秋ドラフト対象選手と同時進行で、翌年の候補選手も注視していく方針だ。

 現時点で名前が挙がるだけでも、早実で清宮が1年生時に放った本塁打数を上回った野村大樹内野手。全国屈指の強豪として名をはせる大阪桐蔭で1年夏からレギュラーを奪った藤原恭大外野手、中学時代から“二刀流”として注目を集めた根尾昂投手。さらに名門・報徳学園で入学直後から1番・遊撃に定着した小園海斗内野手、横浜で抜群の身体能力を誇る万波中正外野手ら、12球団スカウトが「ドラフト1位になれる」と口をそろえる楽しみな逸材がズラリと並ぶ。

 この日、年賀式であいさつした高野球団本部長は「勝負事は時の運もありますが、フロントとしては足固めをしっかりしないといけない」と語った。チーム編成の根幹となるのがドラフトで、球団幹部は「しっかりと見ていかないといけない」と話す。

 例えば今年と来年の候補選手で同ポジションの選手がいる場合、どちらが将来的に魅力で優先するべきなのか。チームの年齢構成や補強ポイントなど総合的に判断した上で、どう戦略を練っていくかがカギになる。

 下級生の段階から注視していくことで、各スカウトが候補選手の特徴や成長過程をしっかりと把握。例年、スタッフ会議や新人合同自主トレ初日に担当スカウトから現場首脳陣へ引き継ぎが行われるが、情報の密度が濃ければスムーズに育成へと移行できる。

 高校生に限らず、大学生も現2年生は粒ぞろいで主力を張る選手が多い。今秋ドラフトは早実・清宮、履正社・安田らが軸になると見られるが、“2カ年計画”で骨太のチームを作っていく。

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