北條3倍増でサイン!ヤク山田打法で来季は2桁弾や

 阪神・北條史也内野手(22)が28日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3倍増の2200万円でサインした。2桁本塁打を来季の目標に掲げる遊撃レギュラーの筆頭候補は、昨年に続いてヤクルト・山田らとの合同自主トレに参加する予定。「山田打法」を完全習得し、定位置を不動のものにする。

 金本阪神のシンボル的な若虎は、既に5年目の春を見据えていた。来年1月10日から愛媛県松山市で、北條が2年連続トリプルスリーのヤクルト・山田と再び、合同自主トレを行う。

 「(昨年は)お客さんという感じで行かせていただいた。今回は2回目ですし、昨年よりいいことを聞けるかなと思っています。打撃に関しても、守備に関しても、いろんな話をしていきたいです」

 今季は122試合に出場して打率・273、5本塁打、33打点。遊撃のレギュラーとして期待される来季は、2桁本塁打に加え、打率3割を目標に掲げる。今季の山田は打率・304、38本塁打、102打点。“弟子入り”して、球界屈指の打撃を吸収していく。

 この日は球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。1軍戦1試合の出場に終わった昨年から、3倍増の2200万円でサイン。それでも「1年を通して結果を出せるように頑張りたいです」と現状に満足していない。鳥谷を退けた遊撃の定位置を確固たるものにすることが5年目への課題だ。

 合同自主トレには山田のほかにも、15年に首位打者と最多安打に輝いた川端らも参加する予定。一流の技術を体全体で感じ、さらなる進化を遂げる。

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