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青柳、驚異のクイック0秒93 金本監督称賛「勝ち星絶対増える」

 金本監督、野手陣が見つめる中、クイックで投球する青柳(撮影・飯室逸平)
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 「阪神秋季キャンプ」(3日、安芸)

 阪神・青柳晃洋投手(22)が3日、二盗阻止を想定した練習メニューに登板し、クイックモーションによる投球で最速0秒93の好タイムをマークした。変則右腕の急成長を金本監督は大絶賛。ルーキーイヤーの今季は4勝だったが、来季以降の2桁勝利に大きな期待を寄せた。

 二盗を試みた走者がことごとく憤死した。この日の青柳はクイックモーションで最速0秒93という驚異の数字を計測。香田投手コーチは「1秒前後でスライダーにしてもいけていた」と証言。直球だけでなく、変化球を投じても変則右腕の“スーパークイック”は変わらなかった。

 走者一塁の場面で計27人の打者と対戦し、二盗を許したのはわずか2度。一つは捕手・梅野の二塁送球がそれたためで、完全なセーフはギャンブルスタートを成功させた荒木1人だけだった。青柳の超速モーションが大きな壁となって盗塁を阻止し続けた。

 青柳が今季登板した13試合で企図されたのは16度、そのうち許した盗塁は13。デビュー戦の6月1日・楽天戦(コボスタ宮城)では4盗塁を許し、プロ初登板初勝利の中で課題を露呈。自身のウイークポイントをしっかり自覚し、懸命に克服に努めた成果が今秋に表れている。

 金本監督は「1秒切ってたしね」と称賛。「今年の春はろくにできなかった。けん制もできない。投内連係もできない。どこに投げるか分からない」という状況からの長足の進歩に目を細めた。今季4勝どまりだった勝ち星も「絶対増えると思うよ」と太鼓判を押し、2桁勝利も「俺はそう思うよ」と大きな可能性に期待した。

 青柳自身は練習メニューの中での結果を「走ると分かっているし、キャッチャーにも余裕がある。実戦でアウトになるかは分からない」と冷静に受け止めた。その一方で「タイム的にはすごく速くなっている。常時あれぐらいのタイムで投げられたら」と手応えを口にした。

 「刺してアウトもあるけど、走られないことが理想」。相手チームにクイックを印象付けることで目指すは盗塁を企図されないことだ。2年目のさらなる躍進へ、青柳の向上心はとどまることを知らない。

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