藤浪 弱点撲滅の秋!超進化へ「フォーム・連係・牽制」など課題に着手

 「阪神秋季練習」(9日、甲子園)

 弱点撲滅や!阪神・藤浪晋太郎投手(22)が、この日スタートした秋季練習に参加。今季、浮き彫りとなった課題「投球フォーム」「投内連係」「けん制」をクリアし実りの秋にするつもりだ。

 当然、“オフ気分”ではなかった。「しっかり練習メニューを消化してやることをやっていきます」。課せられたテーマは3つ。藤浪が何度も足をすくわれたウイークポイントの克服へ始動した。

 この日、藤浪と今後のメニューを確認した金村投手コーチは「課題にしていることをつぶしていく」と説明。ブルペンでのフォーム固めをはじめ、野手との連係が必要な守備の強化、けん制の精度アップに着手する。

 満足できるはずもない。今季は7勝11敗と不本意だった。特に自己最多となる161球を投じた7月8日の広島戦ではけん制悪送球を、8月11日の広島戦でも一塁への送球がベースのはるか上を通過する適時失策を犯すなどし、自滅した。

 今季はフォームのバランスを崩しマリナーズ・岩隈を参考にした“新投法”を試みるなど苦しんだ時期も。それらを踏まえ香田投手コーチは「ブルペンに入るということはやらせようと。ボールの強さはどうであれ」とフォーム固めに集中させる考え。これまでの秋と比べ、早い時期でのブルペン入りとなる。

 この日は甲子園室内での全体集合の後、他の投手陣と鳴尾浜へ移動し汗を流した。秋季練習前から「しっかり練習はできている」と用意は万全。藤浪が弱点クリアで進化を目指す。

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