阪神・藤浪 6回4失点、鯉打線につかまる リード許して降板

3回広島、広島・松山竜平に適時打を打たれ、厳しい表情を見せる阪神・藤浪晋太郎=京セラドーム(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-広島」(17日、京セラドーム大阪)

 阪神・藤浪が6回8安打4失点で降板。広島にリードを許した状況でマウンドを降りた。

 走者を出した場面での投球に課題が残った。2点リードで迎えた三回、先頭の田中に遊撃への内野安打を打たれた。続く菊池を空振り三振に仕留めるも、その間に田中が二盗。さらに、捕手・鶴岡の悪送球もあり三進を許す。3番・丸を空振り三振に封じ2死までこぎつけたが、4番・松山に中前適時打。四回も安部に右翼へ同点適時二塁打を打たれた。

 2-2の同点で迎えた五回は丸と鈴木にタイムリーを許し勝ち越しを許した右腕。この日は昨年14勝のうち13勝を挙げたベテラン・鶴岡とバッテリーを組んだが、広島に3盗塁を許すなど、足でも揺さぶられた。

 七回から登板した2番手・島本も広島打線につかまり、代打・新井にソロ本塁打を被弾。安部に左中間への2点適時二塁打を打たれ降板した。

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