阪神・金本監督、首位広島3連戦へハッパ「借りを返すんだ」

連敗を脱出し、金本知憲監督(左)に迎えられる阪神・青柳晃洋=東京ドーム(撮影・西岡正)
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 「巨人0-6阪神」(7日、東京ドーム)

 阪神が連敗を3で止めた。打線が2桁10安打で6点を奪えば、先発のドラフト5位・青柳(帝京大)が7回1安打無失点で2勝目と、投打がかみ合っての快勝だった。

 金本監督は、先発の青柳について「予想外のナイスピッチングでしたね」と絶賛。「できすぎと言えばできすぎかもしれませんけど、期待しているからこそ送り出しているんでね。次も同じぐらいやってくれたら。楽しみなピッチャーですね」と、次回以降の登板への期待を口にした。

 打線も初回に福留の2点二塁打で先制すると、三回にはゴメスが出場31試合ぶりとなる14号2ラン。五回にもゴメスの2点適時打で加点した。指揮官はゴメスの一発を、「何年ぶりかに見たようなホームランでしたけどね」と言いながらも「彼が打つ、打たないで大きく違う。きょうは福留とゴメス。中軸の2人、彼らが打てば点が入る、勝てるということですね」と、中軸打者の働きにうなずいた。

 8日からは甲子園で広島3連戦。広島には6月24日からの3連戦(マツダ)で3連敗を喫している。「前回、広島でやられているんでね。気持ちで、絶対に前回の借りは返すんだという思い、選手は絶対に持つべきですね」と、奮起を求めた。

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