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上本、二塁譲らん!マルチ安打&盗塁

 3回、西岡の時に二盗も決める上本(撮影・吉澤敬太)
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 「オープン戦、DeNA7-5阪神」(21日、宜野湾)

 正二塁手の座は渡さない。阪神は21日、宜野湾でのDeNA戦で2015年オープン戦開幕を迎えた。2番・DHで出場した上本博紀内野手(28)が、2安打2打点1盗塁。2本のヒットはいずれも1番で二塁打を放った鳥谷をかえすタイムリーで、最強1、2番コンビ結成をアピール。西岡剛内野手(30)との定位置争いがさらにヒートアップした。

 グラウンドを照りつける太陽の下で熱く、激しく駆け回った。オープン戦の開幕戦で見せた復調への兆し。上本が球春を待ちわびていたファンから温かい声援を浴びた。

 「結果どうこうではなく、しっかりした内容を出せたと思う。きょうだけではなく、これからもしっかり続けていきたい」

 試合開始直後から全開だった。初回、無死二塁。カウント3ボール1ストライクから山口の内角への142キロを、腕を畳んでさばいた。左翼線への先制適時二塁打。「あそこは走者をかえそうと思った」。進塁打を阻止しようとする相手の配球を読んだ巧打で、実戦12打席ぶりの安打を生み出した。

 三回、1死二塁は山口の外角低めへのスライダーにバットを合わせた。遊撃、中堅、左翼の真ん中に落とす技ありの適時打。さらに続く西岡の2球目には「今の時期はどんどん走っていければと思っている」と、二盗に成功した。

 2安打2打点1盗塁。この試合まで実戦で20打数3安打と調子は上がらなかったが、ようやく上本らしさを感じさせる活躍だった。

 この日は2番に入った。今季の打線は1番・鳥谷が決定的だ。和田監督は西岡、大和らと2番候補となる上本の活躍に「(よさが)そのまま出た。何かやってくれるなと」と新たな打順に手応えをつかんだ様子だった。

 今キャンプは西岡との二塁争いに注目が集まっているが、上本自身は気にする様子もない。キャンプでは周囲に惑わされることなく、足元を見つめて練習に励んできた。

 守備練習では捕球、送球だけではなく、タッチなど細かい部分の課題を着実に消化。指揮官も「この時期を調整と思っていない。定位置をつかむために必死にレベルアップしている」と評価する。

 それでも上本は開幕までまだまだ追い込むつもりだ。「そこ(二塁争い)を注目されるけど、チームが勝つために、その一員としてやっていければ」。誰もが認める結果と内容を残し、正二塁手の座をつかみ取る。

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