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掛布DC 横田に「松井君より上」

笑顔で報道陣の質問に応じる阪神・掛布雅之DC=鳴尾浜(撮影・棚橋慶太)
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 阪神・掛布雅之DC(59)が24日、鳴尾浜で行われた自主トレを視察した。室内で打撃練習を見守った2年目の横田慎太郎外野手(19)を「室内での打球音は、2年目の松井君より上」と絶賛。巨人、ヤンキースで4番を打った松井秀喜氏(40)の名前を引き合いに出しつつ、若虎の“注目株”に指名した。

 室内練習場から出てきたミスタータイガースが興奮を隠せなかった。自ら声を弾ませながら、こう切り出した。「いや~横田と陽川がいいよ!」。特に横田に関して、掛布DCはあの大打者を引き合いに出した。

 「だいぶスイングが強くなった。室内での打球音がすごかったもん。あれは2年目の松井君よりもいいんじゃないか。もちろん外で打ったらどうなるか分からないけど、きょうは良かったよ」

 ミスタータイガースがだぶらせた“2年目の松井君”。力強い横田のスイングは巨人で4番を打ち、ヤンキースでワールドシリーズMVPを獲得した松井秀喜氏の若かりし時を思い起こさせた。

 評論家時代に松井のルーキーイヤーから取材を重ね、成長する姿を見てきた。2年目の松井は開幕スタメンを勝ち取り、4月に月間MVPを獲得。初出場の球宴では史上最年少で4番を打った。今でも語り継がれる中日との「10・8決戦」では本塁打を放ち、高卒2年目で20号に到達。一流打者へ飛躍を果たしたシーズンだった。

 客観的にアマ時代の実績、1年目の成績などを比較すれば、松井氏と現状の横田を比較するのはあまりにも酷。それでも昨年8月のウエスタン・中日戦では、左翼方向に1試合3発を放り込むなど、確かな片りんをのぞかせた。掛布DCが断言するように、スイングの強さは大きな可能性を秘めている。

 だからこそ「外に出てどうなるかだよね」と、課題となるのが対応力だ。実際に試合の打席で、スイングの強さを生かすことができるか-。キャンプは2軍スタートとなるが、2月末に高知県内で予定されている練習試合で1軍昇格させるプランを和田監督ら首脳陣は描いている。

 安芸での1カ月間を順調に過ごし、登竜門となる練習試合で結果を残せば「一気に1軍帯同ということになるかもしれないよ」と語っていた掛布DC。現時点で“2年目の松井君”は雲の上の存在。ただ、その領域にたどり着くだけの素質が、横田にはある。

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