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西岡悲壮決意!二遊間ダメなら控え

二塁でノックを受ける西岡(右)は、中田にグラブトスをする(撮影・田中太一)
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 阪神・西岡剛内野手(30)が7日、兵庫県西宮市内で自主トレをスタートさせた。阪神・西田、日本ハム・中田らとの合同トレで約3時間の屋外練習を公開した後、ポジション争いに言及。「二遊間でレギュラーを奪えなければ控え」と悲壮な覚悟を打ち明けた。今オフ、中堅転向プランが取り沙汰されるなどしたが、退路を断つ覚悟で外野用グラブを作る用意もない。

 西岡は冷たい六甲おろしを切りながら、プロ12年間で磨いた華麗なグラブさばきを披露した。報道陣59人、23台のカメラが追ったのは真っ赤なジャージーのセカンドベースマン。定位置から突進してノック球をさばくと、二塁ベースカバーの中田へ背面を通すトリッキーなグラブトス。球場外壁に陣取った熱烈な「剛女子」5人衆から黄色い歓声を浴びた。

 ウオーミングアップ、塁間距離でのキャッチボールの後、守備練習に取り組んだ。昨年11月に手術した右肘をかばうしぐさは見られない。術後の難敵となる気温6度の寒空を蹴散らしながら、熱気がムンムン漂った。当然のように就いた二塁は決意表明の職場。練習後の会見で持ち前のプライドがあふれ出た。

 「新聞で外野転向とか出ていますけど、そういう話は球団とも監督ともしていない。もし(転向の話が)あるなら自主トレの日までにはあると思う。グラブも外野手用は用意していないし、する気もないです。セカンド、ショートで勝負して、そこのポジションをつかめなければ控えというくらいの強い気持ちでやっている。それがプロの世界だと思う」

 昨季開幕カードで選手生命を脅かす重傷を負った。不慮の事故で上本に定位置を譲り復帰後は三塁を守ったが、本職へのこだわりは深まった。鳥谷の去就次第で自身が中堅へ転向するチームプランが新聞の見出しになった。首脳陣から正式な打診がないのだから寝耳に水。契約更改時に示した二遊間へのこだわりはずっと不変だ。

 「上本はいい選手。僕がケガをしてからの成績を見てもそう。レギュラーとはそうやってとっていくものだし、そういう戦いがあるのはチームにとってプラス。勝ち負けは監督が決めることで起用法に文句を言うつもりはない。それで僕が控えだというなら控えで100%やる。心の中は控えでやるつもりはサラサラないですけれど」

 患部は順調に快方へ向かう。打撃はほぼ無制限になった。主眼の投球距離は30~50メートルまで伸ばすことをキャンプまでの宿題にする。

 「14年はケガで始まった。それは僕の人生の運命。15年は勝負の年。2月1日からチームメートと勝負していく」。二遊間でダメなら、控え。西岡はきっぱりと退路を断った。

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