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メッセ痛恨押し出し死球で10敗目

 5回、山崎に押し出しの死球を与え、肩を落とすメッセンジャー(撮影・棚橋慶太)
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 「阪神0-1DeNA」(30日、甲子園)

 たった1球のコントロールミスに泣いた。0‐0で迎えた五回、阪神・メッセンジャーは連打と四球で無死満塁のピンチを背負った。この日、唯一の窮地。右腕は粘り強く2死としたが、山崎への4球目、内角を狙ったボールがユニホームの袖をかすった。痛恨の押し出し死球。息詰まる投手戦で均衡を破られた。

 「インコースに投げて詰まらせようと思った球が、当たってしまっただけです」

 助っ人は悔しさを押し殺し、配球の意図を明かした。8回を投げ3安打1失点。制球がよく、8イニング中、三者凡退は6度に上った。今シーズンの最終登板の99球は、完璧に近い内容だった。

 「ボール自体は良かったよ。力みもなくコントロール重視で投げられた。たった3安打だからね。自分の仕事はできたと思います」

 ただ14勝目へ、2度目の足踏みだ。巨人・菅野、DeNA・久保、中日・山井を1差でリードする最多勝レース。ベンチでは、祈るように逆転勝利を信じたが、かなわなかった。

 来日5年目も堂々たる成績を残した。中4日の登板をいとわず、鉄腕ぶりを発揮。31試合の登板で13勝10敗、防御率3・20。1年間、投手陣の中心としてローテをまわった。「自分としては(開幕前に)言っていたいくつかの数字も達成できたので良かった」。公言してきた200イニングも初めて突破(208回1/3)し、奪三振のタイトルも2年連続で手中に収めた。

 安定感を取り戻した右腕に中西投手コーチは「ここのところバランスを崩して力任せになっていたけど、今日はバランスよく投げられた」と一安心。メッセンジャーは「成績に満足することなく、これからも頑張っていきたい」と続けた。悲願のCS初突破へ、先発確実なメッセンジャーが命運を握っている。

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