連敗脱出へマートン流シンプル思考

 阪神のマット・マートン外野手(32)が30日、連敗脱出と7カード連続で初戦を落としている現状を踏まえ“シンプル・イズ・ベスト”の考えを示した。

 なかなかカード初戦を勝ちきれない現状。特に2連戦が続く交流戦では、初戦を取る取らないでゲーム展開は大きく変わってくる。負の連鎖から脱却するためにマートンは「相手よりも多く点を取って、相手よりも少ない失点で乗り切る。簡単なことだけどそれが難しい。でもそこをやっていかないといけない」と力を込める。

 負けが重なり、不調に陥ると、どうしても余計なことまで考えてしまう。勝つための条件でもある相手より多く点を取って、少なく守る。ごくシンプルな発想と意思統一が連敗中のチームに最も必要なことだ。

 この日は休養に充て、夕刻にチームとともに空路、札幌入りしたマートン。現在、リーグの首位打者に立っており、2試合連続適時打をマークするなど状態は良い。加えて札幌はカニが大好物の助っ人にとって、魅力的な遠征地の一つだ。

 北の大地で英気を養い、チームに8カードぶりの初戦白星をもたらすために‐。打線の軸として、相手より1点でも多くの得点をマートンが導き出す。

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