阪神・藤浪晋太郎投手が２６日、合同自主トレ参加のため、沖縄に入った。今年は首脳陣から調整方法を任されており、甲子園を制した高校時代のような“春夏連覇調整”を進めていく。

　「去年とは立場が違うと思っているので、キャンプに向けてしっかり調整したいです。今年に関しては、そんなに制限がかけられていない。自分で制限をかけて、やるときはやっていきたいです」

　２度目の宜野座キャンプに向けて自覚がにじんだ。ルーキーイヤーの昨年はケガを防ぐためブルペンの回数や球数を決められていた。今年はそのリミッターが外される。すべて任されていた高校時代の調整方法を解禁する。

　「去年もそうしたかったですけどチームの方針があったので。今年はそうしたいです。高校とは違うので、今の自分を大事にしてやっていきたいです」

　昨年はスローペースだったため、シーズン序盤は球数など制限が設けられた。先発３本柱の一角を担う今年は違う。１００％の状態で開幕を迎える。