ドラ2横田人生初「大吉」金の卵に吉兆

 金の卵に吉兆だ!阪神のドラフト2位・横田慎太郎外野手(18)=鹿児島実=が2日、鹿児島市内の同校グラウンドで自主トレを公開した。1日には家族そろって初詣に出向き、おみくじで人生初の「大吉」を引き当てた。思いがけない強運で、1年目からの活躍も間違いなし!?

 2014年。18歳でプロの世界へ飛び込む横田にとって、節目の大事な年だ。今年の虎唯一の高卒ルーキーに、野球の神様が最高の後押しをしてくれた。

 初夢は見なかったというが、それ以上の吉兆だ。「人生で初めて大吉を引きました。びっくりしましたよ」と興奮気味に明かした。

 久々に家族4人がそろったこともあり、元日に地元・日置市の山に登り、初日の出を拝んだ。そして、そのまま同市の稲荷神社に初詣へ。稲荷神社は「道開きの神」が祭られている。そこで、何げなく引いたおみくじで出たのが最高の結果。プロへの道に、これ以上の吉兆はないだろう。

 くじには「最初は自分の思ったとおりにいかなくても、1年を通じて最後には、自分の思っていた以上の結果がついてくる」と記されていたという。

 横田の目標は、1日でも早く1軍に上がり、甲子園で本塁打を放つことだ。おみくじ通りなら掛布DC以来となる、球団40年ぶりの高卒新人アーチ以上の成績を残すかもしれない。

 もちろん、吉兆だけに頼るつもりはない。冬休みに帰省してからも、無休トレを継続。昼間は実家近くの球場を借り、夕方には地元の小学校で走り込み。夜間は自宅で素振りをしている。大みそかの紅白歌合戦で「あまちゃん」の一員として出演していた大好きな大野いとを見て、ほんの少し癒やされた程度だ。

 元日もいきなり始動した。夜間の素振りを終えても満足できず、阪神の試合の動画をチェック。うずうずして素振りを“おかわり”したほど、気合が入っている。

 鹿児島を離れて、間もなく入寮する。「不安の方が大きい。でも競争心を持って戦っていきます」と力強く語った。大きな可能性と強運を手に、横田がプロの世界に飛び込む。

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