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和田監督に怒声「いい加減にしろ!」

 「ヤクルト9‐0阪神」(15日、神宮)

 神宮の宿命。「いい加減にしろよ!」。金網をつかみ、真っ赤に顔を染めたファンの叫びが鼓膜に響く。今季2度目の2試合連続完封負け。連続無得点イニングは20に伸びた。6カード連続の負け越し。阪神・和田監督が一身に厳しい声を浴びた。

 貧打に歯止めがきかない。初回、1死三塁。四回、無死二塁。絶好の得点機に主軸が凡退。出塁はしても、後続が続かない。点が線になり、束となって相手に襲いかかれない。池の水面に浮かんだ波紋がすぐ消える。悲しき現実だ。

 「初回にチャンスがひとつあったけど。根が深いね。なにかを引きずってるのか。線を引き切れない。みんな新たな気持ちでと思ってるのに、それが実践できていない」。貧打と決定力不足の原因を問われた指揮官は、精神的な弱さを問題視した。

 根源は8月下旬に東京ドームで宿敵の軍門に下った3連敗だろう。5ゲーム差が8差に広がり、逆転優勝の可能性が絶望的になった。そこを起点とした6カード連続の負け越し。坂道を急加速で転げ落ちている。

 危機的状況だ。17試合を残して、3位・広島との差は、6・5差に詰まってきた。両軍が描く曲線は、まさに好対照だ。17日からの直接対決。風向きを変えられなければ、2位でいることさえも、危うくなってくる。

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