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安藤、バレK斬り!サヨナラ呼ぶ好救援

 「阪神2-1ヤクルト」(16日、京セラ)

 阪神・安藤の気迫が勝った。1‐1、八回2死満塁。絶体絶命のピンチでマウンドに上がった。打席には1打席目に特大弾を放ったバレンティン。

 百戦錬磨のベテランはセ・リーグ本塁打王に強気で攻めた。初球は外角143キロ直球でストライク。2球目は外れたが、3球目の内角直球で追い込んだ。続くフォークが外れ、その後フルカウントに。最後は思い切り腕を振った。真ん中高めへ、この日最速144キロ直球で空振り三振に斬った。バレンティンには今季4打席対戦して3三振と完璧に抑えている。

 ヒーローインタビューを終えた安藤は、安堵(あんど)の表情でこう振り返った。

 「腕だけ振ろうと思って投げました。投げた瞬間はヒヤッとしたけど。あそこは逃げたらやられるので、向かっていくしかない。(ピンチは)今年は何回かあったので。何回やっても緊張するけど、いい緊張感の中でやらせてもらっています」

 今季好調の秘密がある。今シーズンから右打者の内角を攻めるため、プレートを踏む位置を変えた。2年前は三塁側、昨季は真ん中だったが、今年は一塁側に変更した。そのことによって、ストライクからボールになる内角球が投げやすくなった。安藤の復活を支えている。

 安藤は藤浪にとっても憧れの存在だった。少年時代、藤浪がスポーツ店で手に取ったグラブは、安藤モデルだった。「藤浪が『安藤さんモデルのグラブ使ってましたよ』って言ってたんだ。たまたまだと思うけど、うれしかったね」。安藤は優しい目で笑った。

 ベテラン右腕の好投に和田監督も最敬礼した。 「ランナーを背負っての場面だったので経験のある安藤に託した。(カウント)3‐2から高めのボールを意識的に振らせようとした。駆け引きが素晴らしかった」

 首位巨人追走へ頼りになる存在だ。今後は長期ロードも控える。厳しい戦いが続くが、ピンチになっても安心。ブルペンには安藤がいる。

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