藤浪を異例の“弾丸視察”中西C明かす

 異例の“弾丸視察”を敢行だ。阪神・中西清起投手コーチ(51)は18日、背中と腰の張りで出場選手登録抹消中のドラフト1位・藤浪晋太郎投手(19)=大阪桐蔭=の復帰戦を、強行日程の中で視察する考えを明かした。

 藤浪は21日に行われる四国ILpとの育成試合(鳴尾浜)で先発予定。1軍は関東遠征中だが、中西コーチは「(21日は)試合がないからね。見に行くよ」と、20日の西武戦(西武ドーム)終了後、翌朝に帰阪。視察後、再びチームに合流する異例の強行軍を敢行する。

 この日は抹消後2度目のブルペン投球。38球を投げ「前回(16日)より強めに投げた。だいぶ良くなりました」と藤浪。チームは試合終了後に東京へ移動したが、藤浪は鳴尾浜に残り調整する。26日の日本ハム戦(甲子園)での1軍復帰へ、歩みは順調そのものだ。

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