スタンに無援…お得意様オリに初黒星

 「交流戦、阪神0-1オリックス」(14日、甲子園)

 1球に泣いた。7回1失点の好投も勝利に結びつかず水泡に帰した。阪神・スタンリッジがソロ一発で来日6年目にして初めてオリックスに屈した。

 五回1死。坂口に内角スライダーをすくい上げられた。高く上がった打球は右翼ポール際まで到達した。

 「いいボールだったと思うけど、あの選手はあそこしかホームランにできないという所に投げてしまった。でも、仕方ない。起こってしまったことだから」

 味方の援護がなく、この一発が決勝点となった。ソフトバンク時代を含む6試合(先発は5試合)で4勝無敗だった猛牛軍団に初黒星。自身の3連勝はストップして4月17日の巨人戦(東京ドーム)以来、約1カ月ぶりの3敗目を喫した。

 「絶好調とはほど遠い感じだった。全体的に見てほとんどカウントが不利になってしまったしね。ゾーンをしっかり攻める投球とはほど遠かった」と振り返る状態だった。どん底の状態でも3年連続の交流戦開幕投手を任された右腕は、踏ん張り続けた。

 序盤から安打を浴びて五回までに82球を要し、七回以外は毎回走者を出した。二回1死二塁は新井の好守をきっかけにピンチを脱し、四回1死三塁は安達がスクイズを空振りする運にも恵まれた。

 交流戦までパ・リーグ2位のチーム打率・269を誇った猛牛打線を、わずか1点に抑えた右腕に敗因を求めることはできない。和田監督は「あの1球だけだったね。もうちょっと低めなら空振りが取れたかもしれないけど、あまいボールではなかった」とねぎらった。

 試合後のスタンリッジは次戦へ向けて、気持ちを切り替えていた。「悪い内容だったというのは否めないが粘り抜いて、最後まで全力を尽くせた」。苦しみながらも粘り抜いた113球。この経験は今後の苦境に生きてくる。

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