榎田どうした…四球で崩れて4失点

 「阪神0‐5広島」(1日、甲子園)

 誰もが想像し得ない乱調劇‐。この試合まで防御率0・61。初回、二回はいずれも3者凡退。その阪神・榎田の姿に、虎党もいつもの快投を期待した。だが…。「あの回だけだった」と振り返った悪夢が、直後に待っていた。

 三回1死で石原に与えた四球からリズムが崩れる。2死一、三塁となり丸に四球を与えて満塁。そして梵に押し出し四球を与え、先制点を献上。広瀬には右中間突破の3点二塁打を浴びた。

 「先頭(栗原)を抑えないといけないという意識が強かった。悪い時の“ポカ”が出た」。過剰な思いが心のすきとなったか。栗原を中飛に抑えた後、次打者・石原への四球から、瞬く間に4失点。悔やんでも悔やみきれない結果となった。

 和田監督も「あの回だけだった。(四球も)丁寧に、低めにという意識から。こういう時もある」と左腕をかばった。

 中西投手コーチは「(初の中5日は)結果からすれば、多少影響はある。四球と球数が多い投手。それを、いかに少なくするか」とした。大事なのは、ここから。真のローテ投手へ、課題を乗り越える力強さが求められる。

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