大和が同郷の先輩・福留に弟子入り志願

 阪神の大和内野手(25)が5日、鹿児島県鹿屋市の鹿屋総合運動公園内の西原球場で自主トレを公開した。この日、会見した同郷の先輩・福留に弟子入りを志願。右中間で“大福”コンビ結成を目指す決意を示した。

 「僕からしたら神のような存在」。大和の出身地・鹿屋市と、福留の出身地・曽於郡は隣町。これまで接点はないが、大和は小学生時に福留と同じくソフトボールでプレーし、伝説を伝え聞いている。福留がプロ入り後に内野から外野に転向した経緯も自身と重なる。

 「楽しみ。僕が(外野手として)初心者なので、外野のことを教えてもらえることもたくさんあると思う」。大和は師弟関係とともに、コンビ結成を心待ちした。

 7年目の昨年は自己最多の128試合に出場。今季は正中堅手の最有力候補だ。地元の期待も高く、この日は例年以上に多くのファンが球場へ駆けた。故郷を盛り上げるために、2人と同じ大隅半島出身の榎田、金田と「大隅半島カルテット」でお立ち台を占拠する目標もある。大和が全ての夢を実現させた時、阪神には「大きな福」が舞い降りているはずだ。

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