右足と左膝のけがにより、大相撲秋場所(11日初日・両国国技館)で10年ぶりに全休する横綱白鵬は9日、右足親指の骨片を除去する手術を12日に受けることを明らかにした。入院は1日程度の見通し。
東京都内の病院で取材に応じた白鵬は「かけらみたいなものがある。そんきょをすると、中で(骨片が)泳いで痛みが出るんでしょうね」と説明した。術後の治療は、様子を見て検討していく。
白鵬は7月の名古屋場所9日目の勢戦で親指を負傷。8月28日までの夏巡業で親指をかばったことが影響して右足首と古傷の左膝も痛め、約4週間の加療を要する見込みと診断された。