綱とり稀勢注目 名古屋場所準備始まる

 「大相撲名古屋場所」(7月10日初日、愛知県体育館)

 先発事務所が9日、会場となる名古屋市中区の愛知県体育館に設けられ、担当の親方らが1カ月後に向けた場所へ本格的に始動した。先発事務所は日本相撲協会の出先機関として場所開催に向けた業務一般を取り扱う。この日は、ことし新たに担当部長に就任した出羽海親方(元幕内小城ノ花)を筆頭に、若松(元幕内朝乃若)、立田山(元幕内薩洲洋)、千賀ノ浦(元小結隆三杉)、若藤(元幕内皇司)、岩友(元幕内木村山)の各親方が打ち合わせなどを行った。

 ことしの注目は初優勝と綱とりを狙う大関稀勢の里と、史上3人目の通算1000勝まで残り13勝に迫った横綱白鵬だ。出羽海親方は「綱とりの稀勢の里はまず優勝。白鵬は横綱、大関戦の気迫が違う。13日目で全勝対決が組まれれば理想ですね」と賜杯を争う2人のマッチレースを期待した。

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