鎖骨骨折の照ノ富士が休場へ

 西大関照ノ富士(24)=伊勢ケ浜=が6日目の15日、日本相撲協会に「右鎖骨骨折」との診断書を提出して休場した。4日目の碧山戦で負傷した。2011年5月の技量審査場所の初土俵以来、初めての休場となった。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は16日にも入院する見通しであることを明らかにし「(負傷を抱える)膝も治せる。一緒にやってしまったほうがいい」と話した。全治や入院期間は未定。初場所には再出場しない見込みで、3月の春場所は初のかど番となる。春場所で休場や負け越しなら5月の夏場所は関脇に転落する。

 また、同じ伊勢ケ浜部屋で東前頭筆頭の安美錦(37)は「インフルエンザで3日間の休場を要する」との診断書を提出して休んだ。昨年の春場所以来7度目の休場。

 東前頭14枚目の常幸龍(27)=木瀬=も「右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷」との診断書を提出して休場。5日目の千代大龍戦で3敗目を喫した際、痛めた。休場は昨年初場所以来2度目。

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