新モンゴル怪物トゥルボルドがアマ横綱

 第64回全日本相撲選手権大会が6日、東京・両国国技館で行われ、モンゴル出身で日大3年のバーサンスレン・トゥルボルド(21)が、決勝で今年の国体成年の部を制した黒川宗一郎を小手投げで破り、外国出身として初めて優勝した。2010年に照ノ富士、逸ノ城らと同じ飛行機で来日し鳥取城北高に相撲留学したトゥルボルドは「(将来は)プロに行って、どこまでできるか」と夢を抱く。

 大相撲をにぎわせる照ノ富士、逸ノ城というモンゴル出身力士。それに続くモンゴルの怪物が現れた。鳥取城北高がモンゴルで選抜した相撲大会で優勝し、照ノ富士、逸ノ城と同じ飛行機で同校へ相撲留学。日大へと進んだトゥルボルドが外国出身として初めて今大会で優勝を飾った。

 新チームでは外国出身として初めて日大相撲部のキャプテンとなることが決まった。187センチ、175キロの巨体は魅力的。好きな言葉は「一生懸命」という努力家でもある。

 得意は右四つからの寄りだが、準決勝ではすくい投げ、決勝は小手投げと豪快な投げ技。トゥルボルドはプロだけではなく、アマチュア相撲の世界にもモンゴル強しを印象づけた。

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