いきなり逸ノ城VS遠藤!夢の対決実現

 「大相撲初場所」(11日初日、両国国技館)

 日本相撲協会は9日、初場所の取組編成会議を東京・両国国技館で開き、初日と2日目の幕内取組を決定した。三役での初の2ケタ勝利を目指す関脇逸ノ城(21)=湊=は、人気者の前頭3枚目遠藤(24)=追手風=といきなり激突する。両者は初顔合わせ。新春の幕開けにふさわしい好取組は、大相撲ファンへのビッグなお年玉となりそうだ。史上最多の33回目の優勝を狙う横綱白鵬(29)=宮城野=は、初日に小結栃煌山=春日野、2日目に栃ノ心=同=の挑戦を受ける。

 新春にふさわしいドリームマッチがいきなり実現する。逸ノ城と遠藤。間違いなく次代の角界を背負って立つ2人が、初場所初日に初顔合わせという、まさに“初”ずくめの取組で火花を散らす。

 9日朝、湊部屋での稽古を終えた逸ノ城は、遠藤との取組を伝えられると細い目をさらに細くして思わずニヤリ。「初日(の対戦)は予想してなかった。立ち合いで思い切っていって、まわしを取って引き付けたい」と意欲をのぞかせた。

 昨年12月24日の番付発表前後に計4日間、遠藤と申し合いをするために追手風部屋に出向いて汗を流した。右四つの逸ノ城に対して、遠藤は左四つのケンカ四つ。相撲のうまさ、速さを体感することで、課題の立ち合いの角度、踏み込みを修正するには格好の稽古相手だった。鳥取城北高時代に遠藤のいた日大で合同合宿を行ったことがあり、当時から「うまくて強い」と一目を置いていた。

 7日には時津風部屋へ出稽古に行きながら、腰痛と右肩痛を併発して一番も取れず、白鵬から「まだ若い。考え方が甘い」と苦言を呈された。しかし、8日に休養日を設けたことで、「肩はだいぶ良くなりました。おととい(7日)は腕が上がらなかったから」と、良化の兆しがみえて表情は明るい。この日は軽めの調整だったが、関取衆と一番も申し合いができなかった九州場所前よりは状態はいい。2ケタ勝利を目指して、まずは遠藤とのホープ対決を制する。

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