白鵬が最速38場所での横綱500勝

 「大相撲九州場所・2日目」(11日、福岡国際センター)

 横綱白鵬は安美錦を押し出しで退けて連勝し、史上4人目となる横綱通算500勝を決めた。在位38場所での達成は、北の湖の40場所を抜いて最速。もう一方の横綱日馬富士も妙義龍をはたき込んで連勝した。大関陣では稀勢の里が連勝、鶴竜に土がついた。かど番の琴欧洲とともに初白星を挙げた琴奨菊は、取組で右肩周辺をひどく痛めた。

 白鵬が連日の記録ラッシュだ。初日に年間最多勝を決め、今度は北の湖を抜く最速38場所での横綱通算500勝を達成。「達成感はありますけどね。まだ2日目。ピンとこないですけど、(実感するのは)これからじゃないですか」と、涼しい顔で話した。

 安美錦に一度待ったをされても慌てない。当たってまわしを取れず、距離が開いても相手を見ながら腰を落として前進。「うまい力士ですからね」と警戒しながら押し出した。

 北の湖理事長(元横綱)が「ずばぬけて速い。優勝も14勝、全勝が多い」と絶賛するように、他に横綱500勝を達成した北の湖、千代の富士、大鵬と比べて勝率で大きく上回る。さらに特筆すべきは、昇進後に一度も休場がないことだ。

 昨年夏場所を10勝で終えた白鵬は、トレーナーの指導の下で筋トレを導入。食事を野菜中心に変え、本場所中の外出を控えるようになった。日馬富士に横綱昇進を許し、力の衰えがささやかれた昨年から一転、今年は大鵬以来2人目となる、2度目の5連覇を狙う位置まで盛り返した。

 大関時代までの白星と、横綱昇進後の白星との違いについて「重みが全然違います。目に見えないものがありますから」と話した白鵬。重みを知れば知るほど、勝利への情熱が増していくようだ。

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