武蔵川親方のおいが新弟子検査クリア

 「大相撲夏場所」(12日初日、両国国技館)

 新弟子検査が1日、両国国技館内で行われ、元横綱武蔵丸の武蔵川親方のおい、フィアマル・ペニタニ(18)=米ハワイ州出身、武蔵川=ら、受検した6人全員が体格基準(身長167センチ、体重67キロ以上)をクリアした。合格者は内臓検査の結果を待って、初日に発表される。

 187センチ、130キロの体格。握力は右63キロ、左60キロ、背筋力155キロだった。親方の妹ルアさんの長男で、ワイアナエ高校ではアメリカンフットボールでハワイ州オールスターに選出された。卒業後は米軍入りも考えたが、親方に誘われ角界入りを決意した。

 昨年6月に来日し、藤島部屋で稽古を積んできた。藤島部屋にはモンゴル出身の翔天狼が所属し、原則1部屋につき1人の外国出身者規定が壁だったが、親方が独立してこの日を迎えた。「うれしいです。相撲は大好き。(目標は)今は関取です」と、勉強中の日本語で話した。ビザの関係で、7月の名古屋場所で初土俵を踏む。

 しこ名について、親方は「重圧になるから武蔵丸はつけない。新しい名前を大きくしてほしい」と話し「オレを超えるつもりで頑張れ」と期待した。

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