身長基準緩和で元柏&木村ギリギリ合格

 「大相撲春場所」(10日初日、ボディメーカーコロシアム)

 春場所の新弟子検査が2日、大阪市内で行われ受検した39人全員が身長167センチ(中学卒業見込み者は165センチ)以上、体重67キロ以上の体格基準を満たした。合格者は内臓検査の結果を待って初日に発表される。

 昨年までなら不合格だった。今年から春場所の中学卒業見込み者に限り、身長基準を2センチ緩和。新弟子を増やしたい角界の思惑通り、2人が基準を辛うじて突破した。元柏竜汰(八角)は165センチ。木村真也(千賀ノ浦)は166センチだった。

 普段163センチという元柏は、前日に師匠の八角親方(元横綱北勝海)から背中を踏まれる施術を受け「ボキボキと音が鳴りました」と“背伸び”に成功。木村はもともと165センチというが「いつでもマゲを結えるように」と、中2から伸ばした髪が幸いしたようだ。

 中学時代は童顔に似合わずケンカに明け暮れたという元柏は「運動は得意。できるだけ上に行きたい」と意欲十分。身長を伸ばすという器具を通販で購入した木村は「もっと背を伸ばしたい」と成長を誓った。

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