曙10年ぶり“角界復帰”師範代就任へ

 大相撲の東関部屋(東京・墨田区)が、11回の幕内優勝を誇る元横綱で現プロレスラーの曙太郎(43)を夏場所(5月12日初日・両国国技館)までに師範代として正式に招へいすることが、2日までに分かった。

 春場所後から稽古場に、師範代として先代東関親方(元関脇高見山)、先代中村親方(元関脇富士桜)のしこ名に加え「曙」の木札が掲げられた。曙の弟弟子だった東関親方(元幕内潮丸)は、昨年末から招へいに意欲を示しており「4月下旬に正式に決まると思う。夏場所までに一度稽古を見てもらいたい。2人の師範代からも了承は得ているし、横綱も『うれしいです』と話しています。先に木札を掲げて気持ちを表しました」と説明した。

 師範代とは力士のコーチ役。日本相撲協会の許可は不要で、部屋が独自に選出できる。2003年11月にK‐1参戦のため協会を退職した曙。10年ぶりの“角界復帰”が確実となり、部屋付き親方の振分親方(元小結高見盛)も「たくさんのことを教えていただきたい」と歓迎していた。

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