小豆島時代の恩師「夢がかなった」

 日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月13日初日・両国国技館)の新番付を発表した。九州場所で9勝を挙げた香川県小豆島出身の琴勇輝(佐渡ケ嶽)は、西前頭15枚目に上がった。琴勇輝の恩師・田中栄一郎さん(長崎・鎮西学院勤務)は「夢がかなって良かった。大関、横綱を目指して頑張ってもらいたい」と喜びを語った。

 琴勇輝は中学入学と同時に、小豆島高相撲部監督を務めていた田中さんを頼って、丸亀市の実家を離れた。

 田中さん宅で下宿生活を送りながら、けいこに励んだ。まわしは取らせず、突き押しに徹底するよう指導した。その教えを胸に力をつけてきた。琴勇輝が1勝6敗から、7連勝で勝ち越しを決めた九州場所14日目。田中さんは福岡へ激励に訪れ「今の相撲を貫けばいい」と激励した。時がたっても変わらない関係。心の二人三脚は続く。

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