住民の退避完了、支援物資も ロシア、ウクライナ局地停戦
【キーウ、モスクワ共同】ロシアによる占領で孤立したウクライナ南部ヘルソン州オレシュキに30日、ロシアとウクライナ両国の人道支援代表団が入り、食料や医薬品などを届けた。避難を希望する住民の退避も完了した。両国はトランプ米大統領の妻メラニアさんが仲介して27日に始まった局地停戦を順守し、異例の住民支援が実現した。
ウクライナ最高会議(議会)のルビネツ人権問題全権代表は、ロシアが2022年に侵攻を開始して以来「事実上の前線で停戦がこれほど長期間維持されているのは初めてだ」と述べた。メラニアさんは「最も重要なのは命を救うことだ」とX(旧ツイッター)に投稿した。
オレシュキ住民のうち避難希望者は750人以上いたとされる。避難した住民はウクライナの別の町に向かう人と、ロシアに向かう人に分かれた。ウクライナへの移動希望者は、ベラルーシ経由でウクライナに再入国する予定。
ロシアのラントラトワ連邦人権問題全権代表は、人道支援は完了したとして「今回のような支援の継続をウクライナ側と共にメラニアさんに要請したい」と述べた。
