米「テック右派」教皇を批判 ティール氏、AI脅威論で

 【ワシントン共同】米ニュースサイト、ポリティコは8日、米国の「テック右派」の代表格ピーター・ティール氏が最近、人工知能(AI)を巡って、ローマ教皇レオ14世らを批判したと報じた。AIが暴走するとの脅威論が高まる中、大衆の不安を悪用していると不満を示したとしている。入手した非公開講演の音声記録を基に伝えた。

 テック右派は国家による規制を嫌い、技術革新を重視する。ティール氏はデータ解析大手パランティア・テクノロジーズの会長。IT業界でいち早くトランプ大統領支持を表明したことで知られ、トランプ政権にも大きな影響力を持つ。

 ポリティコによると、非公開講演は、9月28日と10月5日に南部テネシー州であった。ティール氏は「多くの人が、AIが不人気であることを利用し、自身の人気を高めようとしている」と指摘。レオ14世と民主党のオバマ元大統領が当てはまると主張した。

 レオ14世はAIが制御不能となり人類を滅ぼしかねないとの懸念から、野放図な開発に警鐘を鳴らしている。

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