菊の紋章破壊の対日戦勝碑 ロシア極東、日本側が撤去要求
【ウラジオストク共同】ロシア極東ハバロフスクで4日、対日戦勝と第2次大戦の終戦を記念し造られたソ連兵像を含む記念施設の除幕式があった。ソ連兵が菊の紋章が刻まれた国境標石をライフルで破壊する姿で、在ハバロフスク日本総領事館が反発し、標石の撤去を求めている。
像は高さ約15メートルで、住民から「イワン」と呼ばれている。日露戦争後、樺太(現ロシア極東サハリン州)の南北境界に設置された標石を模して造られ、ロシア側は菊の紋章を「日本の軍国主義の象徴」と主張している。
日本総領事館は「菊は日本の国花だ。菊の紋章は伝統的に天皇や皇室の象徴で、日本のパスポートの表紙にも描かれている」とし、標石の撤去を求めている。
