NYでアイヌ民族フェス 映画や踊り、文化を紹介

 【ニューヨーク共同】アイヌ民族の多様な文化を紹介する「アイヌ・サマー・フェスティバル」が22日、米ニューヨークのジャパン・ソサエティーで始まった。北海道平取町から伝統工芸のアーティストや文化継承者ら約30人が渡米し、映画を上映したり、踊りを披露したりした。

 フェスティバルは、平取町出身でアイヌ初の国会議員となり、伝統文化の保存、継承に生涯をささげた故萱野茂氏の生誕100年を記念して同町とジャパン・ソサエティーが企画した。

 会場では映像作家溝口尚美さんが2018年に製作した現代アイヌのドキュメンタリー映画が上映された。

 動物の動きや自然の風景を取り入れた踊りが披露されたほか、伝統的な口琴「ムックリ」の演奏には来場者も挑戦。最後は参加者もステージでアイヌの踊りに合流し、会場は熱気に包まれた。

 遠藤桂一・平取町長は「米国で最も現代的な都市で、アイヌ文化の独特な精神性と奥深さを共有できることを光栄に思っている」とあいさつした。

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