北朝鮮、海軍に新型駆逐艦が就役 核武装化、金氏「陳腐さ終止符」

 【北京共同】北朝鮮の新型駆逐艦「崔賢」の就役式が西部・南浦港で23日に開かれた。同国メディアが24日報じた。西側の黄海を管轄する海軍が運用する。北朝鮮の海軍の役割は、これまで上陸作戦の支援や沿岸防護が主体だったが、核武装化や遠洋への進出を目指し、大幅に役割を拡大させる。1万トン級の巡洋艦の建造計画もある。

 式典で金正恩朝鮮労働党総書記が演説し、軍の中でも海軍の装備が「最も弱かった」と指摘。駆逐艦の就役によって「海軍の陳腐さに終止符を打った」と述べた。

 2026年からの国防5カ年計画の期間内に1万トン級巡洋艦を含め、毎年2隻の軍艦を建造する計画だ。一方、大型艦を係留する海軍の基地がないといい、整備を急ぐ。

 新型駆逐艦は5千トン級で、従来の主力だった護衛艦の3倍以上の排水量があるとされ、核弾頭を搭載したミサイルの運用を想定している。艦上にロシア製に似た兵器も確認されている。就役は崔賢が初めて。日本海側の北東部・清津で建造された2隻目の「姜健」も早期就役を目指す。

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