イラン情勢への対応討議 31日にマクロン仏大統領訪日

 【パリ共同】先進7カ国(G7)議長国フランスのマクロン大統領は31日から4月2日まで日本を訪れる。2日から3日までは韓国を訪問。日韓とフランスはいずれも原油価格の高騰など現在のイラン情勢による経済的打撃を受けており、首脳会談などで「共通の対応策」(フランス大統領府)を模索する。

 マクロン氏の訪日はG7広島サミットが開かれた2023年5月以来。今年6月にフランス東部エビアンで開くG7サミットに向けた連携を確認するほか、インド太平洋地域で覇権的な動きを強める中国を念頭に安全保障協力を強化する。

 フランス大統領府は今回の訪問について「中東危機が中心議題になる」と説明している。日仏韓など20カ国は今月、イランによるホルムズ海峡の事実上の封鎖やペルシャ湾岸諸国のエネルギー施設への攻撃を共同声明で非難。マクロン氏は危機打開に向け日韓との連携を加速させる考えだ。

 日本とは原子力や人工知能(AI)、国際保健、宇宙など幅広い分野での関係強化も図る。

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