米報道官とスペイン外相が舌戦 基地使用協力で隔たり
【ワシントン、パリ共同】レビット米大統領報道官は4日の記者会見で、対イラン作戦で米軍による基地使用を拒否したスペインが「米軍との協力に合意した」と主張した。しかし、スペインのアルバレス外相は直後にラジオで否定。「彼女はホワイトハウスの報道官だが、私はスペイン政府の外相だ」などと語り、舌戦を繰り広げた。
スペインは2日、米軍が国内の基地を使うことを拒否すると表明した。激怒したトランプ米大統領は「全ての貿易を断ち切るつもりだ」と禁輸措置を警告し圧力を強化した。
レビット氏は4日の会見で「スペインは大統領のメッセージを聞き入れたのだろう」と語った。
アルバレス氏は「基地の使用や中東の紛争、イラン関連の空爆に関するわれわれの立場は全く変わっていない」と反論した。
一方、ロイター通信によると、ポルトガルのモンテネグロ首相は4日、大西洋に浮かぶアゾレス諸島にある空軍基地を米国が使用することを防衛目的で認める考えを示した。「ポルトガルは米国と緊密な関係にある」とし、イランをテロ支援国家だと非難した。
