「カエル毒」でナワリヌイ氏殺害 欧州5カ国、採取の検体分析

 【ミュンヘン、キーウ共同】英国やフランス、ドイツなど欧州5カ国は14日、2024年にロシア北極圏の刑務所で死亡した反政府活動家ナワリヌイ氏の検体からヤドクガエルに含まれる毒素を確認したと発表した。ロシアには収監中のナワリヌイ氏に毒物を投与する動機も手段もあったとして「毒殺されたと確信している」と表明した。

 ロシア当局はナワリヌイ氏の死因を「自然死」としている。

 発表によると、検体からヤドクガエル由来の「エピバチジン」が検出された。ヤドクガエルは南米に生息しており、入手経路や投与の方法には触れていない。

 一方、タス通信によると、ロシア外務省のザハロワ情報局長は14日、5カ国の発表について「情報操作だ」と反発した。

 ナワリヌイ氏は20年8月にも毒殺未遂に遭っており、欧米はロシア連邦保安局(FSB)が猛毒の神経剤ノビチョクを使ったと断定している。

 5カ国は今月14日、ロシアが化学兵器禁止条約に繰り返し違反しているのは明らかだとして、化学兵器禁止機関(OPCW)に通知した。ほかの2カ国はスウェーデンとオランダ。

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