小笠原で外来種の侵入を調査 物流把握、被害防止策検討

 世界自然遺産に登録されて15年となった小笠原諸島(東京都)で、環境省は9月から、島内への外来種の侵入状況について実態調査を始めた。外来種の侵入経路や物流などの状況を調べ、規制の必要性などを含めた被害防止策を検討する。

 環境省によると、外来種は人によって食用やペットとして持ち込まれる他、意図せずに工事用の土砂などに紛れて侵入する。固有種を捕食して生態系に深刻な影響を与えており、父島では外来種のトカゲ「グリーンアノール」により固有種の昆虫類が激減した。

 調査では、国内や海外から島内への人の流れ、工事用資材などの物流ルートや搬入量を把握。既に入り込んでいる外来種については推測される侵入経路などを調べる。

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