関電美浜3号機手動停止作業開始 水滴落下、5月もトラブル

 営業運転再開に向けて調整運転中の福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機で17日、放射性物質を含まない2次系配管の弁の周辺から水滴が落ちているのが確認され、同社は午後8時半ごろに原因調査のため原子炉を手動停止する作業を始めたと発表した。18日午前3時半ごろに停止予定で、周辺環境に放射能の影響はないという。

 同機は5月、高圧タービンのキャップに穴が開いて蒸気が漏れ、原子炉を手動停止するトラブルが発生。予定を前倒しして6月に定期検査に入り、今月12日、原子炉を起動したばかりだった。10月9日に営業運転を再開する予定だが、遅れる可能性がある。

 県や関電によると、17日午後3時45分ごろ、機器点検中の社員が、2次系配管の保温材から、水が1秒に3滴ほど落下していることを確認した。16日午後7時ごろに巡回した際は問題はなかったという。配管から漏れた可能性が高く、保温材をはがして調べる。前回の点検は2020年だった。

 同機は今年12月で運転開始から50年となる。

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