みちびき7号機の打ち上げに成功 JAXA、H3ロケットで
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、日本版衛星利用測位システム(GPS)とも呼ばれる準天頂衛星システムの「みちびき7号機」を、鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット9号機で打ち上げ、予定した軌道への投入に成功した。軌道上のみちびきは6機となり、政府が目指す7機体制へ、あと1機となった。
H3ロケット9号機は11日午前4時25分ごろ、夜明け前の暗い空に、オレンジ色のまばゆい光を放ちながら、ごう音とともに上昇していった。衛星が予定通り分離されると、関係者らが拍手して喜んだ。
みちびきや他国の衛星からの電波によって、スマートフォンやカーナビなどで位置を把握できる。7号機は、約7カ月後に測位サービスを開始。みちびきのカバー範囲が広がり、より安定的に電波を提供できるようになる。みちびき7機体制になれば、他国の衛星に頼らず安定して位置情報サービスを提供できる。
JAXAの山川宏理事長は打ち上げ後の記者会見で「(7機体制に向け)非常に重要なステップだと考えている」と述べた。
