米スペースX宇宙船、再打ち上げ 改良版、衛星20基放出

 【ワシントン共同】実業家イーロン・マスク氏率いる米宇宙企業スペースXは24日、大型宇宙船「スターシップ」を南部テキサス州の拠点施設から打ち上げた。13回目の無人飛行試験で、エンジンなど機体に大幅な変更を加えた改良版の打ち上げは2回目。衛星通信サービス「スターリンク」用の衛星20基を放出し、通信機能を確認した。

 スターシップは全長124メートルと世界最大のロケット。米航空宇宙局(NASA)は2028年の宇宙飛行士による月面着陸で、スターシップを月着陸船の候補として検討している。

 スターシップは打ち上げ後、33基のエンジンを備える下段のブースターと、上段の宇宙船の両方を回収して再利用することを目指す。今回試験では宇宙船の海面への着水はスムーズだったが、ブースターは十分減速させることができなかった。

 前回試験でもブースターが海面に着水する際、制御を失うなどしたため、米連邦航空局(FAA)は同社に原因調査を指示した。

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