美浜原発3号機、原子炉手動停止 高圧タービン周辺で蒸気漏れ

 関西電力は8日、稼働中の美浜原発3号機(福井県美浜町)の高圧タービン周辺で同日午前4時10分ごろに蒸気が漏れているのが見つかったため、約15分後に原子炉を手動停止したと発表した。関電によると、蒸気に放射性物質は含まれておらず、外部への影響はないという。漏れた場所や原因を調べており「運転再開の見通しは立っていない」としている。けが人はいない。

 県によると、高圧タービンの上下で温度差に異常が発生し警報が作動。中央制御室の運転員が監視カメラでタービン周辺の蒸気を確認し手動停止した。タービンのカバーが高温状態のため、調査に入るには冷えるのを待ち、半日ほどかかる見込み。

 関電によると、高圧タービンは3回に1回の定期検査で内部の検査をしており、直近では2021年10月からの定検で確認したが、異常は見つからなかったという。今年6月からの定検で検査する予定だった。電力需給への影響はない。同原発は24年10月にも海水を流す配管の減肉で手動停止していた。

 美浜3号機は2021年に国内の原発で初めて40年を超えて稼働した。

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