柏崎刈羽原発6号機、発送電停止 東電、漏電の警報作動で原因調査
東京電力は14日、漏電を示す警報が12日に作動した柏崎刈羽原発6号機(新潟県)で、原因調査のために発送電を停止した。原子炉は止めずに出力を約20%に下げた状態を維持する。18日に予定していた営業運転の開始は遅れる見通し。
東電によると、6号機はフル出力で試運転中だった12日午後4時ごろ、発電機から電気が地面にわずかに漏れていることを示す警報が作動。事前の手順通りに制御盤などを確認したが原因を特定できなかった。作業員の安全を考慮してタービンや発電機を止めて詳細に調べることにし、14日午後0時半ごろ、発電機を送電網から切り離した。
警報作動後も原子炉の状態は安定していたことから、実際に漏電があったのか、警報システムに異常があったのかを焦点に調べる方針。東電は「調査に5日や10日かかるようなら、原子炉を止める判断も必要だ」としている。営業運転に移行するための最終検査を18日に行うと原子力規制委員会に申請していたが、調査状況を踏まえて改めて日程を申請する。
