自民議員、世耕氏復党動向を注視 人事と切り離し求める声
自民党議員が、世耕弘成衆院議員(和歌山2区)の復党を巡る動きを注視している。派閥裏金事件に関わり離党したが、2回の衆院選で当選。復党容認論がある一方、党が再び「政治とカネ」問題を引きずる印象を持たれるとして慎重な意見も根強い。9月後半が有力となっている内閣改造・党役員人事とは切り離して対応すべきだとの声がある。
第2次安倍政権で官房副長官や経済産業相などを務めた世耕氏は、旧安倍派の有力者「5人組」の一人。同派の参院側トップとして影響力を持っていたが、2024年4月、事件による離党勧告処分を受けて離党。無所属で臨んだ同年10月と今年2月の衆院選で当選を果たし、5月に自ら復党願を提出していた。復党可否を判断する党紀委員会は今月6日に開かれたが、結論が持ち越された。
8月22、23両日実施の共同通信世論調査では、処分を受けた議員の重要ポスト起用に「反対」が73・8%を占める。自民ベテランは「どちらにしても人事と絡めないでほしい。復党してもいきなり重要な職責を担わせるべきではない」と強調する。
