エネルギー供給、協力強化確認へ 日韓首脳19日に会談

 高市早苗首相は19日、韓国の慶尚北道安東を訪れ、李在明大統領と会談する。中東情勢を踏まえ、原油を含むエネルギーの安定調達に向けた協力で一致する見通しだ。石油関連製品のサプライチェーン(供給網)強化の方策も議論する。首脳同士の相互往来「シャトル外交」の一環で、改善基調にある日韓関係の前進を図る方針だ。

 首相の訪韓は、昨年10月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への出席以来となる。首相は19日午前に羽田空港を出発。午後に李氏と会談する。訪問先の安東は李氏の故郷で、首脳同士の信頼関係を醸成したい考えだ。今年1月には李氏が首相の地元の奈良県を訪れていた。

 首相は18日の自民党役員会で「2国間関係の一層の発展につなげる機会としたい」と説明した。

 日本は、アジアの原油確保を後押しするため、総額約100億ドル(約1兆6千億円)の金融支援を打ち出している。韓国もこの枠組みに加わっており、会談ではアジア全体の供給安定化に協調して対処する方針を確認する見込みだ。

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